Tuesday 16 July 2013

Midnight in Paris






ウディ・アレンのミッドナイトインパリを見た。
小説家を目指す男性がパリへ旅行中、
1920年代へタイムスリップするというお話。

まだ観ていない人もいるかもしれないので、詳しくはお話しませんが、
タイムスリップしたその時代にはピカソを始め沢山の画家や小説家が登場します。
ダリ、モディリアーニ、ロートレック。
それはそれは夢のあるロマンティックなお話。

ウディ・アレンらしい、観た後になんともいえない暖かさが残る映画でした。

私は子供の頃よく母に連れられて美術館に行きました。
モネ、シャガール、モディリアーニ、ゴッホ。
中学生だった私は最初は何となく観ていたのですが、
気がつけば夢中で模写をしていました。
油絵の具ではなくてアクリル絵の具で。

描きたい絵をずっと眺めて、この絵の具の下には一体どんな色が隠れているんだろう。
どんな気持ちでこの絵を描いていたのだろう。
なぜこんな悲しい顔に見えるのかな。

一つの絵を仕上げるのには時間がかかるのですが、
絵を描いている時は時間を忘れます。
大好きな絵の具にかこまれた楽しい時間。

そんなことを思い出させてくれた映画でした。